五十肩と鍼灸について(前編)
2025/06/05
最近、私の周りで五十肩の症状をうったえる方が、
多く見られます。
もちろん、患者さんとして、治療を受ける方も多いです。
そこで、今回、五十肩について、NHKの今日の健康の
2020年2月のテキストを参考にしながら、
五十肩と鍼灸治療について載せてみたいと思います。
●五十肩には、肩関節の経年劣化や糖尿病が関係している
五十肩は40~50歳代の人によく起こる肩の病気です。
けがなどの原因が特にないのに肩が痛み始めることが多く、
夜眠れないほど痛むこともあります
痛みが軽くなっても、肩が動かしづらくなり、腕が
上がらないために、日常生活に支障をきたしたりします。
五十肩の発症には、肩関節のいわゆる経年齢化が関係しています。
関節を包んでいる関節包や滑液包、筋肉と骨をつなぐ腱(けん)が
加齢によりもろくなると、特にけがをしていなくても、
関節包や腱などに小さな傷ができてしまいます。
このような小さな傷が五十肩を引き起こします。
●糖尿病と五十肩
糖尿病があると、五十肩が起こりやすく、
また治りにくいことがわかっています。これは
血糖値が高くなると、関節包などを構成している
コラーゲンがもろくなり、小さな傷ができやすくなるためだと
考えられます。
●ささいな日常動作がきっかけに
例えば、車の運転席から、後部座席に腕を伸ばした時や、
電車の網棚から荷物を下ろそうとしたときなどに、
肩が一瞬ズキッとしたという経験です。
また、窮屈な服を無理に着たり脱いだりすることや、
犬の散歩中に急に腕を引っ張られたりすることも、
五十肩のきっかけになる場合があります。
後編につづく
多く見られます。
もちろん、患者さんとして、治療を受ける方も多いです。
そこで、今回、五十肩について、NHKの今日の健康の
2020年2月のテキストを参考にしながら、
五十肩と鍼灸治療について載せてみたいと思います。
●五十肩には、肩関節の経年劣化や糖尿病が関係している
五十肩は40~50歳代の人によく起こる肩の病気です。
けがなどの原因が特にないのに肩が痛み始めることが多く、
夜眠れないほど痛むこともあります
痛みが軽くなっても、肩が動かしづらくなり、腕が
上がらないために、日常生活に支障をきたしたりします。
五十肩の発症には、肩関節のいわゆる経年齢化が関係しています。
関節を包んでいる関節包や滑液包、筋肉と骨をつなぐ腱(けん)が
加齢によりもろくなると、特にけがをしていなくても、
関節包や腱などに小さな傷ができてしまいます。
このような小さな傷が五十肩を引き起こします。
●糖尿病と五十肩
糖尿病があると、五十肩が起こりやすく、
また治りにくいことがわかっています。これは
血糖値が高くなると、関節包などを構成している
コラーゲンがもろくなり、小さな傷ができやすくなるためだと
考えられます。
●ささいな日常動作がきっかけに
例えば、車の運転席から、後部座席に腕を伸ばした時や、
電車の網棚から荷物を下ろそうとしたときなどに、
肩が一瞬ズキッとしたという経験です。
また、窮屈な服を無理に着たり脱いだりすることや、
犬の散歩中に急に腕を引っ張られたりすることも、
五十肩のきっかけになる場合があります。
後編につづく