痛くないはり、痛いはり

2018/08/25

 当院では、鍼をするときは、
出来るだけ、痛くない、刺激の少ない鍼を
心がけています。

 施術者によっては、鍼は少し痛い方が効く、
ひびくような感じ(得気といいます)がなければ効かない、
と考える方もいて、実際にそのような施術で、
効果をだしている方も多いです。

 しかし、私は、そのような鍼の施術はしません。
出来るだけ無痛の鍼をするようにしています。
それは、なぜかといいますと、
今までたくさんの患者さんに鍼灸治療をしてきた中で、
僕の治療を受けられる方は、体質的に敏感で、
少しでも痛いのはやだ、という方が多かったのが1つです。

また、人は痛いと感じると、無意識に自律神経の
交感神経が働いてしまい、副交感神経とのバランスを
乱してしまいます。
その結果として、鍼灸治療の大事な効果を半減させてしまう、
と考えるからです。

リラックスして安心して鍼灸治療を受けることで、
身体の血液の循環が良くなったり、筋肉の緊張がとれたり、
ホルモンバランスを整えたりして、自然治癒力もアップする、
と思います。

患者さん1人1人身体の状態や体質も違います。
その方に合った丁寧な治療を日々心がけています。

さいたま市の鍼灸院
はり・灸のじま治療院


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